最近こっちで専門的な勉強しようと思いよるねんけど
それやったらTAFEがええんちゃう?知名度も高いし色んなコースがあるで
そーなんや、でもどうやって申請すればええん?やっぱエージェントに頼むべき❓
自分でオンラインで出来るからやってみたらえーで!
こんにちは、Thebessです。
オーストラリアに来てから転職やスキルアップの為に資格を取ったり勉強しようと思った方はいませんか?
専門職に就く場合は日本の資格があっても、さらにこっちで勉強する必要があるようです。
学生…と聞くと留学している人や永住権を目指して通う、または現地の10代から20代の人が多いイメージです。
私もそうだと思っていましたが実はそうでもないようです。
実際私が通っている製菓コースは、16歳から55歳とかなり幅がありますがみんな和気あいあいとしています。
コースによって違いますが、仕事をしながらイブニングクラスに通っている人も多数います。
何歳になってもやる気があれば勉強出来ます!
気になっているコースがあれば是非申請してみましょう。
今回は私が実際に行ったTAFEの申請方法を紹介します。
申請って簡単?いつから準備を始めればいい?
申請っていつから準備したらええんかなぁ?
日本から取り寄せるものもあるし、余裕をもって始めた方がええで~
申請自体は難しくありませんが、申請用の書類を用意するのに時間がかかります。
申請に必要なのはこちら↓
- パスポートコピー
- 高校の
最終学歴の英文卒業証明書 - 高校の
最終学歴の英文成績証明書
私は短大の証明書が使えましたが、高校の証明書が必要といわれて苦労したという話を聞きます。
短大や大学の証明書は使えない場合が多いようなので注意!
※上記の書類は後に説明する審査に使います
- 英語力証明書
- 申請用紙
※コースによっては(特にデザイン系)過去の作品などが必要な場合もあります
パスポートコピー
原本を持っていると思いますが、コピーやスキャンしたものを使用します。
高校の英文卒業証明書と英文成績証明書
高校の証明書が必要なので、行っていた学校に連絡を取り英文の卒業証明書と成績証明書を発行してもらいます。
学校によって発行までの日数が変わってくるので余裕をもって手続きをしましょう。
英文で発行してもらわないと、政府が認定した翻訳者による翻訳が必要になります。
さらに時間とお金がかかることになるので注意!
英語力証明書
IELTSやTOEICなどの英語のテストを受けたことがある人は有効期限内の証明書を使います。
コースによって英語のレベルが変わり、レベルに満たない人はTAFE内の英語クラスに通うことになります。
※私は前回紹介したAMEPに通っていたので、そこのトップの人に一筆(現在Cert3を英語を勉強していて、あと1ユニットで終了予定)書いたメールを入学事務局に送ってもらいました。
申請手続きの前に必ずやるべきこと
さ、全部そろったから早速申請するわ!
ちょっと待った!その前にもう一仕事せなあかんで!
さぁ書類は揃ったから申請を…と思った人、まだやることが残っています。
取り寄せた英文卒業証明書&成績証明書をSchool Curriculum and Standards Authorityで審査をしてもらう必要があります。
ここの機関では、日本の証明書がオーストラリアのYear12のレベルに達しているかを調べます。
え、高校卒業=Year12じゃないの?と不思議に思いますが、よく考えると日本の高校は普通・商業・工業などに分かれていますよね。
それぞれ学習したレベルや科目が違うので、それをこの機関で審査してもらいます。
審査に必要なものを見ていきましょう。
- 英文の卒業証明書&成績証明書(上記で用意したもの)
- パスポートかオーストラリアの運転免許証
- 申請用紙
- 申請費用
パスポートかオーストラリアの運転免許証
有効期限内のパスポートかオーストラリアの運転免許証をコピーし、原本とともに指定された資格を持つ人の所に持参して承認をもらいます。(Certified Copyと呼びます)
Certified Copyは職業リストから選ぶことが出来ますが、郵便局や薬局が身近です。
場所によって無料~数ドル支払います。※私は郵便局で$2.5払いました
申請用紙
こちらからダウンロードできます。https://www.scsa.wa.edu.au/__data/assets/pdf_file/0004/75271/Application-form-for-equivalence-assessment-Updated-November-2017.pdf
※申請用紙の一番最初に☑を入れておくと結果を直接TAFEに送ってくれるので便利です。
申請費用
1種類ごとに$49かかります。
※私は卒業証明書と成績証明書が一緒になっていたので$49だけ支払いました。
不明な場合は問い合わせてみましょう。
全て用意できれば申請します。
申請は郵送、もしくは直接Cannington駅のそばにあるオフィスに持って行きます。
数日から1週間ほどで審査が終わります。
※私は第二次申し込みの締め切りギリギリ(しかも年末)だったので直接オフィスへ持参、支払いもその場で済ませました。2-3日で審査は終了しましたが、証書内の名前が別人でやり直しでした💦
数日後にオフィスに申請に行った友人は、なぜか二週間以上かかって大変そうでした…
TAFEに申請後、1週間以内にこの証書(Equivalency of overseas secondary education qualifications)を送る必要があるので早めにするのをお勧めします!
短大や大学の証明書を取得した人の審査方法
School Curriculum and Standards Authorityは基本的に高校の卒業証明書しか対応してくれません。
永住権やテンポラリービザと持っている人は別の機関で審査をすることが可能です。
無料のサービスなので時間に余裕のある人はこちらを使う方がお得です☆
3ステップの簡単申請
ここまで準備が出来ていれば申請は簡単です。
STEP1 ー オンラインで申請用紙に記入https://tasonline.tafe.wa.edu.au/Default.aspx?ReturnUrl=%2f
STEP2 ー 届いたメールに従って追加資料を提出。(ここで証書が必要になります)
STEP3 - 合格すればキャンパスに行き、書類にサインと学費の支払い
合否の通知が届くのは学校が始まる約2週間です。
ギリギリまでわからないのでかなりハラハラします💦
ちなみに…
不合格だった場合は以下のようなメールが届きます。
実はSTEP3をした翌日に入学事務局から不合格のメールが届きました。
AMEP(無料英語コース)のクラスメイト2人も同じくらいのタイミングで申し込み(1人は別のコース)、二人共同じ日に不合格の通知を受けたようです。
2021年はコロナで新規の留学生がいないので、たくさんのコースが授業料半額になっていました。
その影響で申込者が多く、ほとんどのコースが一次募集で定員になっていたようです。
二次募集の受付終了間際に申請したので不合格だったとの事。
それなのになぜか私だけ入学できました。きっとキャンセルが出たので繰り上げで行けたのでしょう。
慌てて入学事務局に電話したら、「もう支払いしてるなら大丈夫ー!」とだけ。振り回されるのはオーストラリアあるあるです。
へー繰り上げ入学なんかあるんや!
最初の週でやめる人がおるから、あかんかってもまだチャンスは残っとるで~!
まとめ
今回はTAFEの申請に必要な手続きを説明しました。
education qualificationsさえ取っておけば申請自体はすぐにできます。
気になるコースがあればたまにTAFEのサイトをチェックして、コースが安くなっているときに申し込むと学費を抑えることが出来てお得です。
私の場合は下調べも全くせず思い立った翌日に申請、クリスマス&年末の忙しい時期にバタバタと手続きし、滑り込みで入学できました。
正直このようなやり方はお勧めしません💦
申請は計画的に。