こんにちは、Thebessです。
オーストラリアで生活していると犬の散歩をしている人や、ペットと撮った写真をSNSなどのプロフィール写真にしている人をよく見ます。
それもそのはず。約63%もの世帯がペットを飼っていると言われています。
ダントツ人気は文句なしの犬!続いて猫、魚、鳥、小動物と続きます。
その中でも近年人気が出てきているのは”にわとり”。
郊外に住んでいる人だけでなく、シドニーの中心部でも飼う人が増えているようです。
我が家は現在20羽以上のにわとりを飼っていますが、最初は6羽のひよこからスタートしました。
今回は、ひよこから飼う方法を経験談とともに紹介します。
ひよこを買いに行く前に調べておくこと!

新鮮な卵が食べたい…

ほなにわとり飼ってみたら?人気で飼っとる人多いでー

え、そうなん⁉
やっぱ飼うならひよこからやな、かわいいもん♪

そーやなー♪けどその前に下調べした方がいいで!

下調べって?

品種によって年間に産む卵の量が違うし、
飼ってもいいorあかんエリアかも調べんと!

なるほど…ほな順番にやっていくわ
種類によって産む卵の量が違うってホント!?
にわとりを飼う目的は、ほとんどの人が卵を産んでもらうためだと思います。
実は品種によって年間に産む卵の量と、産み始める期間(生後何週目で産み始めるか)が異なるのです。
品種別で16週~25週と大幅に開きがあるので(個体によっても異なりますが)、
「早く新鮮卵が食べたい‼‼」
という人は早く生み始める品種を飼うといいです。
我が家もいろいろと調べて、最終的に Australorops ・Isa Brown・ Rhode Island Redのオーストラリアでポピュラーな三種類を選びました。
現在はSussexという品種も育てているので、品種についてはそのうち紹介しようと思います。

あと、もうひとつめっちゃ重要なことがあるで‼
地域によって飼える数が決まってる⁉
これ、ものすごく大切な事です!
パース周辺は、住んでいるCounsil(役所)によって飼っていい数が決まっています。
これは以前に書いたダイソーがあるカルーセル周辺のエリアのサイトですが、6羽まででルースターは飼えないと表記されています。
また、エリア内でも飼えない場所もあるようなのでまずはお住まいのエリアのサイトを確認しましょう。(レントハウスの場合はエージェントにも要確認)
ひよこを飼うのに必要な物って??

飼えるエリアやった♪
品種も決めたけど、次は何を用意すればいい?

ひよこは温度管理が重要やから快適に過ごせる準備からかな
生まれて数日のひよこは自分で温度管理が出来ません。
親鳥がいる場合は親の下に潜り込んで暖を取るのですが、買ったりもらってきたひよこ達には、最初の数週間は36‐39℃の環境に置いておく必要があります。
なのでまずは快適に住めるお家を準備しましょう。
・段ボール or 衣装ケース
・新聞紙 or 小動物用のおがくず
・白熱電球 or ペット用ヒーター
・餌 & 餌を入れる器
・水入れ
段ボール or 衣装ケース
新聞紙 or 小動物用のおがくず

白熱電球 or ペット用ヒーター
一番重要なものです。火事にならないようにしっかりと固定して取り付けましょう。床から約30㎝の高さに設置するのが目安です。
ひよこ達は寒ければライトの下に、暑いときは少し離れたところに自分たちで移動するので、全体にライトを当てる必要はありません。
可能であれば温度計も用意して36‐39℃になるように心がけましょう。
餌 & 餌を入れる器
写真はプラスチックの餌入れを使っていますが、ひよこの時は正直こんな大きなものは必要ありません。(特に餌入れ)
小鉢で十分ですが、お皿の上に乗って食べるので、ひっくり返りにくい物を使いましょう。
ガラスの器を餌入れに使っているときは、ジャストフィットでよく寝てました(笑)

餌はスターターやBaby Chickと書かれているものを与えましょう。食べやすいように細かく砕かれています。
水入れ
餌入れと同じタイプの水入れを使用しています。City Farmarで$10弱で購入しました。
ひよこの時は餌入れと同様小鉢などでもいいのですが、結構な頻度でひっくり返され新聞紙がべちゃべちゃになったので写真のようなタイプをお勧めします。
まとめ
今回はパース周辺でひよこ(にわとり)を飼うときの注意と準備を紹介しました。
にわとりはおいしい卵を産んでくれるし、フンはとてもいい肥料になるので花や野菜がよく育ちます。
意外と飼っている(過去に飼っていた)人は多いので、わからないことも気軽に聞きやすい動物です。
ただ、ひよこ(にわとり)は立派なペットです。
責任をしっかりもって飼い始めましょう。
次回は、入手場所や育て方を紹介します☺